2024年7月23日火曜日

私見:日本がこれから出来ること① 緑を増やす:無駄な開発による森林や街路樹の伐採をやめる

記録的な猛暑が続く日本

日本のネットニュースでは、日本の関東の内陸部や東海地域で、

気温が40℃を超えるという気象予報が出され、

39都府県で、熱中症警戒アラートが出ている状態だそうだ。 

【熱中症警戒】関東内陸・東海で40℃前後の危険な暑さ 午後は激しい雷雨にも注意

地球温暖化の影響を、日本も受けていると思われます。

東京都の街路樹の伐採計画

日本と世界の基準の違い

そんな中、東京都では、神宮外苑や、日比谷公園の再開発案に伴って、

大々的な街路樹の伐採計画が進行中とのこと。

多くの有識者、また市民の方々の活動のおかげで、

現在は、街路樹の伐採計画が、幸いにも一時的に延期された。

こちらのリンクは、ロッシェル・カップさんのXの一連の投稿 で、

”緑被率”と ”樹冠被覆率”の違いについて書かれており、

とても参考になる。

アメリカのニューヨークや、オーストラリアのメルボルンなど、

東京と同じ規模の、海外の大きな都市では、現在、20%前後の ”樹冠被覆率”で、

2030年までに、30%以上にすることを目標にしているということです。

気温が40℃まで上がる、フランスのリヨンでも、”樹冠被覆率”を上げるための

活動が行われているそうです。

日本の状況 

ロッシェル・カップさんの一連の投稿の中には、

東京の ”樹冠被覆率”についての研究結果についても触れられています。

Tokyo’s urban tree challenge: Decline in tree canopy cover in Tokyo from 2013 to 2022

それによりますと、東京都の ”樹冠被覆率”は、2022年の段階で、7.3%と、

2013年の9.2%から、1.9%も下がっています。

ニューヨークの ”樹冠被覆率”と比較して、日本はその半分以下。

しかも、これからも街路樹の伐採を計画している。

アメリカや世界から見た日本の印象

私がアメリカで出会ったアメリカ人の方々の日本の印象。

*長い歴史と固有の文化がある

*自然が素晴らしい(海と山、水が綺麗)

*日本食が美味しい・ヘルシー

*街がキレイ

*アニメやゲーム、侍・忍者、エンタメ

*日本古来のファッション(着物)と現代のファッションのコントラスト

*自動車や電化製品の質が良い

日本に対してポジティブな意見が多い。

日本が世界に先駆けてできること

世界中で、リゾートやテーマーパークなどの開発が行われている。

日本でも、東京オリンピックや万博開催に伴って、

多額の税金(中抜きが主ということらしい)を使って、

無意味な開発が続けられている。

別に日本に来なくても、他にもっと素晴らしいリゾートがあるのだから、

そんなことで、わざわざ日本に来なくてもっと思う。

それよりも、日本が、次の2点に力を入れることで、

”日本ならでは” っというユニークさを強調してしてほしい。

自然を守ること

日本古来の自然の美しさを守っていくこと。

私は、渡米する前に、世界自然遺産の屋久島に行ったことがある。

屋久杉を見るために、長めの登山に行き、

登山自体はちょっと大変だったけれど、その静かな空間に癒されたり、

世界遺産の屋久杉に圧倒されたのを覚えている。

また、友人と3人で、夜、ドライブに出かけ、

野原に寝っ転がって、夜空を見上げた時の 夜空と星の綺麗だったこと。

その時の星の多さと、輝きは今も忘れられない。

自然を守ることで、その自然の恩恵に与ることができるのは、感謝しかない。

歴史あるものを守ること

昔からあるものを守っていくというのは、とても大変なこと。

美術品、伝統芸能、音楽、建造物など、それらは、ここに書ききれないほど多岐にわたる。

守るためには、それについて詳しい専門家も必要だし、その養成も必須。 

お金もかかる。

それでも、その歴史や伝統を守り、皆で、共有しその恩恵を受けることで、

豊かな心が養われていくと思うのです。

最近は、美術館や博物館などが、経営難で閉鎖するということが

日本で起こっていて、これには、国にしっかりと補助していただきたい。

大切な文化を後世に伝えていくことが私たちの使命だと思うし、

日本の独自性を世界に発信していくといいと思う。

しかし、悪習は継続の必要はない。

まとめ

本題の ”緑を増やす” から、内容がだいぶん外れてしまい、

まとまりのない文章になって、申し訳ないけれど、

やっぱり、色々なことが繋がっていて、

最終的に ”緑を守る” ができればいいなぁと思う。

2024年7月5日金曜日

アメリカの長い夏休み。みんなどうしてる?!我が家編 Summer, 2024

 夏休み真っ只中の我が家

我が家の住む学区は、6月上旬に学期が終了し、夏休みに入りました。

もう1ヶ月経ったのですが、8月下旬に新学期が始まるまでは、

まだ1ヶ月半ほどお休みが続きます。

共働きの我が家にとって、アメリカのこの長い夏休みは、

サマーキャンプの手配や、家族旅行の計画など、

毎年スケジュールを組むのが大変です。

今年の我が家 

子供達は、2年前から行っている、大学主催のサマーキャンプに参加しています。

2週間が1クール(金曜日と祝日はお休み)のサマーキャンプが、

3クールあって、我が家は例年のように、3クール全てに応募したのですが、

申し込みが早かったにも関わらず、なぜか2ndクールは、”Full”っということで、

参加が叶わず。

第1・3クールの合計4週間、サマーキャンプに参加しています。

子供達のサマーキャンプの様子 

子供達が参加している大学主催のサマーキャンプは、スイミングベースのキャンプです。

キンダーからミドルスクールのキッズが、年齢ごとにグループ分けされています。 

今年は、参加人数の関係で、息子と娘が一緒のグループに入ることになりました。

2人ともそれは、嫌だったようですが、スイミングのレクチャーは、

スイミングのレベルによって決まり、息子はレベル6、娘はレベル5になり、

2人とも別々で喜んでいました。

サマーキャンプのある日の1日 

サマーキャンプは、朝9時から午後3時半までです。

しかし、希望者は追加料金を払うと、Early Drop Offが出来て、

午前8時から、キャンプにチェックイン出来ます。

アメリカでは当然ですが、Drop Off とPick upは、必ず保護者がしなければなりません。

我が家は、8時半には、子供達をDrop Offします。

9時にキャンパーが全員揃うまでは、アートや簡単な工作などのアクティビティをして

過ごしているそうです。

スイミングベースのこのサマーキャンプでは、

キッズは、午前と午後、2回プールに入ります。

”Swimming Class"(子供達談) では、基本の4つの泳ぎを習います。

”Fun Swimming"では、プールでゲームをしたり、

プールに設置されているダイビングボードからジャンプしたり、

2人とも同じグループのお友達と楽しんでいるようです。

午後のスイミングの時間が終わり、着替えた後は、

体育館でドッチボール、室内サッカー、 バスケットや鬼ごっこをしたり、

教室でアートワークをして、お迎えを待ちます。

このサマーキャンプの一番の楽しみ 

このサマーキャンプで子供達が一番楽しみにしていること、

それは、ランチタイムです!

グループリーダーの引率で、大学のカフェテリアに行って、

自分が好きなものを食べられるのが嬉しいようです。

普段、小学校や中学校のカフェテリアで食べているランチとは、

”比べものにならない”そうです。(苦笑)

保護者としても、ランチ代がキャンプ費に含まれていて、

ランチの準備をしなくてもいいので、とても助かります。

第1クール終了の際に、キャンプのコーチからアセスメント用紙が渡されました。

2人とも、頑張った様です。

 


サマーキャンプに行っていない時はどうしているか

いろいろ、やりくりしています。

1.他のキャンプを探す

まずは、可能な限り、他のサマーキャンプのプログラムを探します。

時間・場所・料金・送り迎えなどを考慮して、

子供達がなるべく新しい経験ができることを優先して考えます。

我が家では、このキャンプサーチは夫の担当で、幾つかのオプションを

子供達に提示し、その中から子供達が 興味のあるものを選ぶ形をとっています。

今回、スイミングキャンプの第2クールには行けなくなったので、

そのうちの1週間は、学区内で行われている、半日のプログラムにそれぞれ

登録しました。

去年までは、”なるべく一緒のキャンプに行きたい!”っという

子供達の希望もあったけれど、学年が上がるにつれて、

それぞれ好きなことも違うので、それぞれ希望する

プログラムに登録できて良かったです。

2.家族旅行に出かける

第2クールの残りの1週間は、東海岸沿いを家族旅行することにしました。

共働きの我が家は、夫と私の休暇を長く一緒に取ることは、至難の業。

しかも、お互いに十分なPTO(Paid Time Offの略〜有給休暇)が残っていいることも必須。

今年は何と! その両方が偶然にも一致したので、ちょっと遠出の家族旅行を計画。

旅行先に住む、長くお会いできていなかった友人家族に会う計画や、

観光など、楽しくなりそう!

3.夫と私のどちらかが在宅勤務をしながら子供達をみる

私は、サマーキャンプが始まる前の2週間と、

8月にサマーキャンプが終わった後の2週間、在宅勤務の希望を出しました。

これは、春休みが終わった3月下旬ごろから、ボスには伝えていました。

また、7月、1週間、PTOの希望を2週間という超short notice で、

出したのですが、OKいただきました!

夏は、雇用の関係で、人手が減り、長期の勤務希望や有給の調整は大変なのですが、

希望を全部通してもらって、職場のボス達には、本当に感謝です! 

”Family comes first."と言ってくれるの、ほんとありがたいです。

在宅勤務中の子供達の過ごし方

私の職業柄、在宅勤務は、Phone Triageになるので、

午前8時半から午後5時(ランチタイムは1時間あり)で、

クリニックにかかって来る電話のトリアージをしたり、フォローアップ、

書類のチェック、担当しているプロジェクトをこなす、などを行います。

ランチタイムは1時からになることが多いので、ランチの準備は息子が、

後片付けは娘が手伝ってくれています。

子供達は、地区の図書館のサマーリーディングのために図書館に行ったり、

家でレゴ、ボードゲーム、カードゲーム、アート、読書をしています。

あと、大好きな”Tech Time (ゲームやテレビを見れる時間)が1時間。

時々、お友達とプレイデイトがセットアップ出来たら、プレイデイトに

Drop Offしたりしています。

夫も7月に1週間、在宅勤務にしてもらうことが出来たので、助かりました。

夫もオンラインで職場と繋がっていて、ミーティングに参加したり、

データの管理など、タスクをこなしていきます。

長い夏休み、共働きですが、周りの方に協力してもらって、

何とか乗り切っています。

アメリカの小学校 〜 現地校の新学期 〜 準備編

アメリカ現地校の新学期がもうすぐ始まります! 我が家が住んでいるペンシルバニア州の学区は、8月の下旬から新学期が始まります。 同じペンシルバニア州でも、州の真ん中あたりに住んでいる友人家族が住む学区は、 9月の初め、Labor Dayが終わってから新学期開始となっており、学校によ...