2024年4月26日金曜日

アメリカと日本の違い:私が留学当初に戸惑った6つのこと(後編)

日本とアメリカの違いで、留学当初に戸惑ったこと

日本とアメリカの違い(前編) は、もう読んでいただけましたか?

今日は、 留学当初に特に戸惑った6つのうちの、

後編ということで、残りの3つを書いていきます!

これからアメリカへ留学や駐在でいらっしゃる方々の

お役に立てれば幸いです。

4.子供に対しての接し方

アメリカでは、子供を大声で怒鳴ったり、叩いたりという

身体的、または恐怖を与えたりと、精神的に子供を追い詰めている場合、

幼児虐待とみなされて、警察に通報されます。

日本では、大き声で起こったり、手が出てしまっても、

警察沙汰になることは、ほとんどありませんが、

アメリカでは、非常に悪質なケースでは、親が逮捕され、

子供は施設にあづけられたり、子供と会えなくなることもあるので、

注意が必要です。

日本では、”しつけのため”という言葉で、

問題にならないケースがありますが、

アメリカでは、それは通用しません。

5.アメリカの街並み 

日本にも多少、あると思うのですが、

私がアメリカに、留学した当初、地域によって、

その街並みが、顕著に変わり、その違いにとても驚きました。

いくつかの大学が立ち並ぶ地域では、多くの学生さんを見ますし、

留学生も多く、年齢層が若め。

学生街は、比較的治安もよく(犯罪がゼロということではありません)、

学生用のアパートが多くみられます。 

ダウンタウンは、ビジネス街で、高層ビルが立ち並びます。

カフェやレストランも多く、ミーティングを兼ねて、

ランチをしている人をよく見かけます。

しかし、夜になると、人気が少なくなり、

ちょっと危ない場所になることもあるので、気をつけましょう!


 

郊外では、大きな一戸建てのお家が多かったり、

また緑も多く比較的静かな環境が多いです。

家族持ちの世帯が多く、緑も比較的多く、公園も多い気がします。

もちろん、どの地域にも言えることなのですが、

アメリカで生活される際には、安全と言われる地域でも、

安全には十分に気を使って、夜の外出は控えるなど、注意が必要です。

また、アメリカでは、昼間でも、”近づかない方がいいエリア”があります。

危険な地域です。

私も一度、バスを乗り間違えて、そのエリアの近くに行ったことがあり、

気が気ではありませんでした。

6.単位の違い

マトリックシステムは、世界共通だと思って、

アメリカに留学した私にとって、

単位の表記の違いに戸惑うことが、留学当初、多々ありました。

現在でも、”ん!?”っと思うこともあります。

例をあげると、こちらで健康診断を受けたときに、

身長と体重の表記がセンチとかキロではなく、

フィートとインチ(身長)とパウンド(体重)で聞かれますし、

表記されます。

健康診断表によっては、両方記入を求められる場合もありますが、

基本的には、フィート・インチとパウンドです。

私は身長167センチですが、

こちらでは5’6”(ファイブシックス、5フィート6インチ、または66インチ)

となります。

目安としては、

1フット(=12インチ)は約30センチ。

1インチは約2.5センチ。

6’(6フィート)は約183センチ。

その他、距離の表記もメートルではなくマイルやヤード表記です。

車のスピード表記もアメリカはマイル表示です。

しかし、これがカナダに行くとキロメートル表記になるので、

カナダに出かける方は注意して下さい!

また、お買い物に行ってお野菜などを量り売りで買うときにも、

表記はパウンドです。

この場合、体重と同じで、1パウンドは約450グラムです。

また、液体だと、例えば牛乳とか、リットルではなくて、ガロンです。

1ガロンは3.785リットル。

その半分の、ハーフガロンだと、1.893リットルです。

また少ない量の液体の場合、オンスがよく使われます。

1オンスは約30ccです。

また、気温は、日本では摂氏(Celsius)ですが、

アメリカは、華氏(Fahrenheit)で表記されます。

例を挙げると、摂氏0度(0℃)は、華氏で32度(32F)。

摂氏20℃は、68Fです。 

体温測定の時も、華氏が使われます。

摂氏36℃は、96.8F。 

一般的に、アメリカで発熱したとされるのは、100F以上で、

その場合ん、摂氏で約37.8℃になります。

 

いかがでしたか?

もうご存知のものもたくさんあったかもしれませんが、

これからアメリカに旅行・留学・駐在でいらっしゃる方々の

お役に立てると幸いです。

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