2024年4月25日木曜日

アメリカと日本の違い:私が留学当初に戸惑った6つのこと(前編)

日本とアメリカの違いで、留学当初に戸惑ったこと

私はアメリカに住んで、20年以上のなります。

今では、こちらの生活にも慣れて、アメリカで生活していますが、

留学してすぐの頃は、情報収集不足もあり、色々と大変な思いをしました。

留学当初に戸惑ったことはたくさんあるのですが、

特に困った6つのことを書いておこうと思います。

アメリカの日常生活で、よくある光景なので、

これからアメリカへ留学や駐在でいらっしゃる方々の

お役に立てれば幸いです。


 

1.言葉の違い

まさに、英語と日本語の違いですね。

アメリカで生活していくにあたり、英語でコミュニケーションを

取れるということは、アメリカで生活していく中で、

不可欠ではありませんが、英語が使えるとやはり、便利です。

私は留学生として、アメリカに来ましたが、

留学当初は、英語のリスニングとスピーキングは全くで、

英語のコミュニケーションは出来ませんでしたが、

それでもバスに乗って、ESLに通っていましたし、

スーパーで、日々の食材の買い物もしていました。

英語があまり出来なくても、アメリカで生活するのって、

可能なんですよね。← 経験談

例えば、お店で欲しいものがあったら、

指でさして、”これください” で済む場合もあるし、

何なら、棚にあるものを自分のカゴに入れれば、

それで買い物ができる。

もちろん、アメリカに留学やお仕事で来ている場合は、

英語でコミュニケーションは必須ですが、、、。

教科書英語(書く・読む)だけではなく、

実際に英語でコミュニケーションをとる(聞く・話す)ができると、

生活自体が便利になるばかりではなく、時間の節約にもなるし、

アメリカでの生活がより充実して、楽しく過ごせます。


 

また、英語がわかる方が、危険をより早く察知することにつながるので、

とても大切だと思う。

私が渡米した2001年の9月に、911がありました。

その当時の私の英語力は、本当に乏しく、

周りの状況から、”何か大変なことが起こった” ことはわかるのですが、

それが何かわからない。

留学当初お世話になっていた先輩の家で、

911の詳しい情報がわかるまで、不安でたまらない気持ちでした。

使う言語が、日本語から英語に変わるということは、

どのくらい英語ができるかによって、

良くも悪くも、入ってくる情報に差が出るということ。

なるべく多くの情報が入ってくるように、

英語は出来るに、越したことはないです。

2.周りを囲む人々

日本は、大きな都市を除いて、周りにいる人は、

ほぼ、日本人ですが、アメリカには色々な方がいます。

よく、”人種の坩堝(るつぼ)”と表現されますよね。

白人・黒人・アジア人・ラテン系はじめ、

いろんな方がいらっしゃる。

人種の違いだけではなく、国籍も違うし、

信じている宗教や、政治的な嗜好も色々です。

それぞれが、違うバックグラウンドを持っていて、

自分の意見を持って、生活しています。

多国籍・多文化ですよね。


 

それがいいところでもあるのですが、

この違いが生み出す、摩擦もあるので、

アメリカで生活していくには、そのバランスが難しいです。

3.車の走行が日本と反対

日本と違い、アメリカの車は、右側通行で左ハンドルです。 

これは、車を運転するときはもちろんですが、

歩行者として歩いているときも注意が必要です。


私は、留学当初、日本の左側走行の感覚が抜けず、

車が来るのを確認したつもり(右側だけ)で、横断歩道に歩き出してしまい、

もう少しで、車に轢かれそうになりました。(苦笑)

今だから、笑って話せますが、私が急に車道に出てきたので、

ドライバーがとっさに、急ブレーキを踏んでくれたおかげで、

私も怪我したり、命を落とさなくてすみました。

ドライバーからは、罵声を浴びましたが、、、、。

まぁ、それは仕方ないなぁと、私も思いました。

自分がドライバーだったら叫んでいると思うし。 

もちろん、ドライバーとして、運転している際も、

日本から来てすぐの時は、右側通行に慣れていないことに加えて、

アメリカ独自の交通ルール(スクールバスや赤信号でも曲がれる場合がある)があるので、

注意が必要です!


長くなったので、4〜6は次の投稿で!


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